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【VRAM 8GB vs 12GB】グラフィックボードのゲーム&クリエイティブ用途で本当に違いはあるのか?

目次
1. VRAM(ビデオメモリ)とは?
VRAMは、GPUがゲームやグラフィック処理の際にデータを一時的に保存するメモリです。
VRAMの容量が多いほど、高解像度テクスチャや高設定のグラフィックをスムーズに処理できます。
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2. 8GBと12GBの違い

① ゲーム性能
- フルHD(1920×1080): 8GBでもほとんどのゲームで十分。
- WQHD(2560×1440): 8GBでも動作可能だが、一部のゲームではVRAM不足でフレームレートが低下することがある。
- 4K(3840×2160): 12GB以上推奨。VRAMが不足するとカクついたり、テクスチャ品質が強制的に下げられる。
② 最新ゲームへの影響
- 最近のAAAタイトル(Cyberpunk 2077、Starfield、Hogwarts Legacy など)は、8GBではVRAM不足になる場面が増えている。
- 高品質なレイトレーシングを有効にすると、VRAM使用量が増える。
- DLSS 3やFSR 3といったアップスケーリング技術を使用すると、VRAM負担が多少軽減されるが、12GB以上あると余裕が生まれる。
③ クリエイティブ用途
- 動画編集(Adobe Premiere Pro など):
- 8GBでも1080p動画の編集は可能。
- 4K動画編集やカラーグレーディングを行う場合、12GB以上の方が快適。
- 3Dモデリング・レンダリング(Blender、Unreal Engine など):
- 8GBでは大規模シーンのレンダリング時にVRAM不足が発生しやすい。
- 12GBなら中規模の3Dプロジェクトでも安定して作業可能。
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3. 実際のVRAM使用量の目安

解像度 | VRAM 8GBで可能? | VRAM 12GB推奨? |
---|---|---|
フルHD (1080p) | ✅ 問題なし | 🚫 必要なし |
WQHD (1440p) | ⚠ 一部のゲームで不足 | ✅ 余裕あり |
4K (2160p) | 🚫 厳しい | ✅ 快適 |
レイトレーシング | ⚠ 低設定なら可能 | ✅ 高設定でもOK |
動画編集 (4K) | ⚠ 軽作業なら可能 | ✅ 安定動作 |
3Dレンダリング | 🚫 厳しい | ✅ 快適 |
4. どちらを選ぶべき?

✅ 8GBを選ぶべき人
- フルHD(1080p)でゲームをする人。
- 予算を抑えつつ、最新ゲームを中設定~高設定でプレイしたい人。
✅ 12GBを選ぶべき人
- WQHD(1440p)や4Kでゲームを楽しみたい人。
- レイトレーシングを有効にして遊びたい人。
- 動画編集・3D制作などのクリエイティブ作業も行う人。
- VRAM不足によるカクつきを避けたい人。
5. 結論

- 1080pゲーミングなら8GBでも十分だが、最新ゲームではVRAM不足が起こる可能性がある。
- 1440p以上でプレイするなら12GB以上推奨。
- レイトレーシングや4K、クリエイティブ用途なら12GBが圧倒的に有利。
もし将来のゲームを見据えて長く使いたいなら、12GB以上のVRAMを持つグラボを選ぶのが無難です!
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